サイバーエージェントは2021年7月28日、同日開催の取締役会において、2021年度(2020年10月1日~2021年 9月30日)の通期業績予想の上方修正を行ったと発表した。

 売上高を6500億円(前回発表予想は6000億円)、営業利益を1000億円(同575億~625億円)、経常利益を1000億円(同575億~625億円)とした。2021年度における同社の通期業績予想の上方修正は今回が2度目となる。2021年4月28日に上方修正を既に行っており、今回数値をさらに引き上げた。

 2021年7月28日のオンライン決算説明会で藤田晋社長は、上方修正の大きな要因として、2021年2月にリリースしたゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」を挙げた。「ゲーム事業がウマ娘の大ヒットによって大きく伸びた。今回の上方修正の大きな要因になった」と述べた。他の事業の近況については、「第3四半期のメディア事業の売上高は前年同期に比べ約1.5倍になった。例年、インターネット広告事業の第3四半期の売上高は落ち込みがちだが、今回は四半期ベースで過去最高となった」とした。

 上方修正後の連結業績予想に対する第3四半期末時点(2020年10月~2021年6月)の連結業績の進捗率は、売上高が75%、営業利益が78%、経常利益も78%となっている。藤田社長は、「4分の3以上の推移となっており無理のない幅での修正」という考えを示した。

発表資料