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 米Qualcomm(クアルコム)は2021年7月25日、世界初とする5Gミリ波でのキャリア帯域幅200MHzを使ったデータ通信に成功したと発表した。実験は、SA(Standalone)モードの5Gミリ波ネットワーク上で、同社が2021年5月に発表した最新5Gモデム-RFシステム「Snapdragon X65」の拡張機能を使って行われた。

(出所:Qualcomm)
(出所:Qualcomm)
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関連プレスノート: Qualcomm Completes World’s First 5G mmWave Data Connection with Support for 200 MHz Carrier Bandwidth

 実験では、Snapdragon X65搭載のスマートフォン型試験端末と、様々な周波数帯でのネットワーク評価が可能な米Keysight TechnologiesのUXM 5G無線試験用プラットフォーム搭載5Gネットワーク評価ソリューションが使われている。今回はこの環境に加えて、最新のSnapdragon X65の新機能を使ってキャリア帯域幅を200MHzまで拡張し、検証を行った。

 この新機能は、Snapdragon X65において、ソフトウエアをアップグレードすることで利用可能となる。Qualcommでは、こうしたソフトウエアアップグレードにより、3GPPリリース16準拠の新機能についても全世界に迅速に展開していきたいとしている。

 Snapdragon X65は、スマートフォンをはじめ、モバイルブロードバンド、コンピューティング、XR、産業用IoT、5Gプライベートネットワーク、FWAとさまざまな用途に利用できるものとなっている。Snapdragon X65を搭載する商用端末は、2021年後半に発売開始される見込みとなっている。