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NIBとLIBを並列に接続し、EVに利用へ

 CATLはこの低温耐性の高さを生かして、EV向け蓄電池をNIBとLIBのハイブリッド構造にする構想を明らかにした。両電池を並列に接続することで、極低温時にLIBが動作しなくなってもNIBは動作し、走行を続けられるというわけだ。

LIBとNIBのハイブリッド電池で極低温に対応
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LIBとNIBのハイブリッド電池で極低温に対応
LIB(青いセル)とNIB(灰色のセル)を組み合わせた車載向け電池パックのイメージ。LIBとNIBは並列に接続する。セ氏-40度といった極低温ではLIBはほとんど機能しないが、NIBは電池として動作するという。

 ただし、今回、充放電サイクル寿命などは明らかにしなかった。また、NIBの量産規模なども発表していない。

 商業化への取り組みとしては、2023年までに、部材などのサプライチェーンを構築するとした。

5000人の研究開発体制でカーボンニュートラルを目指す

 今回の発表会でも、CATLの創業者で代表取締役会長のZeng Yuqun氏が最初に登壇し、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの一環であること、そして5000人体制で次世代電池の研究開発に取り組んでいることなどをアピールした。

 既に次世代のNIBについても開発中で、重量エネルギー密度200Wh/kg超の実現が見えているという。