物流大手のドイツDHLは、スタートアップ(新興)企業Eviation Aircraft(エビエーション・エアクラフト)が手掛ける電動航空機12機を購入する。エビエーションは2024年の納入を目指している。DHLは電動航空機の導入によって、環境負荷低減を狙う。

DHLの電動貨物機のイメージ
DHLの電動貨物機のイメージ
(出所:DHL)
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 エビエーションはもともとイスラエルで創業したが、現在は米国のシアトル近郊に開発拠点を移した。電動航空機「Alice」を開発中である。DHLが貨物用に利用する機体はAliceを基にする。パイロット1人で、約1200kgの荷物を運べる見込み。最大で約815kmの距離を飛行できるという。

電動貨物機の内部のイメージ
電動貨物機の内部のイメージ
(出所:DHL)
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 Aliceは、出力640kWのモーターを2基備える。電動推進系を手掛けるのは、シアトル近郊にある米magniX(マグニクス)である。エビエーションは、21年中に飛行試験を実施する予定である。