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ソニー製CMOSイメージセンサーを採用

 新製品のCMOSイメージセンサーは、既存のTHSCU101と同様にソニーセミコンダクタソリューションズの「IMX258」を採用した。画素数は約1300万(4224画素×3192画素)で、最大フレーム速度は30フレーム/秒。一方ISPは、ザインエレクトロニクスの「THP7312-P」に変更した。このISPはMIPI CSI-2の1レーン当たりのデータ伝送速度が最大1.2Gビット/秒と高い。既存のTHSCU101で使っていた「THP7312」は1レーン当たり最大1.0Gビット/秒だった。新製品のボードの外形寸法は35mm×55mm×1.2mmと小さい。

新製品のボード
新製品のボード
CMOSイメージセンサーや画像処理プロセッサー(ISP)、miniSASケーブル用コネクターなどを実装した。外形寸法は35mm×55mm×1.2mm。(出所:ザインエレクトロニクス)
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 撮影した映像/画像の明るさやコントラストなどは、Linux OSのカメラ用コマンド「V4L2(Video for Linux ver.2)」を使って調整する。レンズのシェーディングやデモザイク、トーンマッピングなどのカスタマイズは、ザインエレクトロニクスのISP用カメラ開発キット(CDK)で行う。このほか、CMOSイメージセンサーを内蔵したカメラモジュールの個体差を調整する機能などを用意した。

 新製品はインターネット通販サイトで販売中である。価格は約2万8000円(税込み)である。今後同社は、伝送先として使用できるシングル・ボード・コンピューターを拡充する予定。現在、NXP SemiconductorsのアプリケーションプロセッサーSoC「i.MX 8M Nano/i.MX 8M Plus」を搭載したシングル・ボード・コンピューターや、米NVIDIA(エヌビディア)のシングル・ボード・コンピューター「Jetson」などを検討している。