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 Netflixと東北電力フロンティアは2021年8月20日、業務提携を締結し、東北電力フロンティアが提供する電気とNetflixが提供する動画配信サービス「Netflix」を組み合わせたバンドルサービス「シンプルでんき with Netflix」の提供を開始すると発表した。

 東北電力フロンティアは東北電力が2021年4月に設立、電気と様々なサービスを組み合わせた商品・サービスの販売する予定。「Netflix」は、電気と組み合わせるサービスの第1弾となる。「でんきにもっと、ときめきを。」のキャッチフレーズを掲げる。提供対象地域は、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の東北6県と新潟県である。

Netflixが東北電力フロンティアと業務提携
Netflixが東北電力フロンティアと業務提携
(発表資料から)
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 料金は、利用者のライフスタイルに合わせて、主に一人暮らし向け(Sプラン)、主に夫婦世帯向け(Mプラン)、主に子育て世帯向け(Lプラン)の3つを用意した。例えば子育て世帯を想定して60A契約で1カ月の電力使用量が平均400kWhとなる場合をモデルケースとすると、電気(東北電力の従量電灯B)と「Netflix」を別々に契約すると月1万4030円だが、今回のバンドルサービスでは月1万3251円(消費税相当額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を含む)となる。1カ月で779円、年間で9348円を節約できる。

3つのプランを用意
3つのプランを用意
(発表資料から)
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 東北電力フロンティアが提供するサービスの標準パッケージでは、Netflixのベーシックプラン(SD画質、同時視聴1画面)がバンドルされる。月500円あるいは月990円の追加オプション料金を支払うことで、それぞれスタンダード(HD画質、2画面)あるいはプレミアムのプラン(4K画質、4画面)に変更できる。

 2021年11月1日のサービス提供の開始を予定する。8月20日には、先行エントリーキャンペーンを開始した。

 Netflixでパートナーシップ戦略を担当するビジネス・デベロップメント部門ディレクターの下井昌人氏は、今回の協業を「生活インフラとのセットプランの第1弾」と位置づけ、「Netflixにとっても新たな挑戦。より利用者の生活に根付いた形で利用できるようなサービスを提供していきたい」と述べた。

 Netflixは、2020年に入り地方戦略を強化してきたという。具体的には2020年6月に日本ケーブルテレビ連盟(JCTA)との連携を発表した後、同年11月にオプテージ(関西電力の100%出資子会社)、2021年2月に中部テレコミュニケーション(ctc、KDDIが80.5%、中部電力が19.5%出資)、同年5月にはQTnet(九州電力の100%子会社)との連携を発表してきた。今回の発表を含めた各地域の4社とのパートナーシップにより、「新たに国内2500万世帯へのリーチが確立できた」(下井氏)とした。

4社との協業により2500万世帯にリーチ
4社との協業により2500万世帯にリーチ
(出所:Netflix)
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発表資料