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 2021年初のCESで韓国Samsung Electronics(サムスン電子)はMini LEDバックライト搭載の「Neo QLED」を発表した。CES2021自体はオンライン開催であり、展示もアニメーション動画によるものであったため、製品のイメージは分かるものの詳細や実力までを知ることはできなかった。一方、中国上海でリアル開催された展示会「Universal Display Expo(UDE 2021)」(2021年7月30日~8月1日)では、SamsungがNeo QLEDの実物を多数展示した。実際の展示品に加えて、そのMini LED バックライトやQD(量子ドット)の具体的な説明とデモを併せて見たことによって、製品や技術の完成度を肌で知ることができた。また、この展示会では、Samsung以外にも中国TCLを筆頭に中国の主要なセットメーカーが軒並みMini LED バックライトTVを展示し、今年から本格的に市場に出始めたMini LEDバックライトの勢いを感じさせる内容であった。

中国の展示会でアピールするSamsungのNeo QLED

 UDE2021のSamsungブースでは、手前に8Kのシリーズ、奥に4Kのシリーズを並べていた(図1)。同展示会には毎年主要な中国セットメーカーが出展し多くの参観客が訪れているが、今年は直前に中国国内でも新型コロナウイルスへの感染者が増加し、開催直前に厳しい入場規制が課されたため入場者が激減してしまった。ただ、そのおかげでゆっくり参観できた。

図1 展示会「UDE2021」でのSamsungブース
図1 展示会「UDE2021」でのSamsungブース
手前には8KのNeo QLED-TVが並び、奥には4K品も展示されている。画面サイズは、それぞれ65型、75型、85型を揃えている。左側の壁には、画像プロセッサーの説明、Mini LEDバックライトの説明と従来品との比較デモなども掲載されている。(筆者によるアバター撮影)
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