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 マツダは2021年8月25日、国内2工場の操業停止を延長すると発表した。新型コロナウイルス変異株の感染拡大によって、中国・上海の浦東国際空港からの貨物便が運休となり、2工場では部品の調達に支障が出ている。貨物便の運行再開が不透明なため、操業停止の延長を決めた。

 操業停止を延長するのは、本社工場(広島県府中町)と防府工場(山口県防府市)で、同年8月25日から27日の3日間、昼勤と夜勤の操業を止める。両工場は8月23日(夜勤の一部)から24日(昼勤と夜勤)まで操業を停止していた。調達に支障が出ているのは、半導体を使用する電装関連の部品である()。

図 マツダの本社工場
図 マツダの本社工場
(出所:マツダ)
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 マツダは、今回の操業停止による影響について未公開とするが、減産台数は約1万台になるという一部報道もある。また、「操業再開の時期は現時点では未定」(同社)としており、中国からの貨物便の運休による操業停止は長期化する可能性がある。

 なお、マツダの本社工場と防府工場では、中国だけで生産するSUV(多目的スポーツ車)の「CX-4」と、いすゞ自動車からOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受けているピックアップトラックの「BT-50」以外の車種を生産している。