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 マツダは2021年8月27日、国内2工場の操業停止を同年8月末まで再延長すると発表した。新型コロナウイルス変異株の感染拡大によって運休となっている中国・上海国際空港からの貨物便の運行再開が依然として不透明であることに加え、東南アジアにおける変異株の感染拡大によって、部品の調達に支障が出ているためである()。

マツダの本社工場
図 マツダの本社工場
(出所:マツダ)
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 貨物便の運休によって中国からの部品調達に支障が出たことで、マツダは本社工場(広島県府中町)と防府工場(山口県防府市)で、同年8月23~27日の5日間操業を停止した(8月23日は夜勤の一部を停止)。

 さらに、東南アジアにおける変異株の感染拡大によって、マレーシアからの部品調達にも支障が出る見通しになったため、2工場で8月30~31日の2日間、昼勤と夜勤の操業を止めることを決めた。ただ、9月1日には2工場の操業を再開する予定という。

 マツダは車載半導体不足などによって、21年度通期で約10万台の減産を見込んでいる。今回の一連の操業停止による影響については未公開とするが、9月以降の増産でどこまで21年度通期の減産台数を減らせるかがカギになる。