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 スズキは、新型の軽自動車「ワゴンRスマイル」を2021年9月10日に発売すると発表した(図1、2、3)。軽自動車市場ではスライドドア搭載車が増えており、今回同社は軽自動車「ワゴンR」をベースにスライドドアを搭載して実現した。さらに、スズキ初の機能として、ドアに付いたボタンを降車時に押すだけで自動でスライドドアを閉めてロックまでかける機能や、対向車とすれ違う際に運転者がカメラの映像を確認できる機能を採用した。

図1 スズキの「ワゴンRスマイル」
図1 スズキの「ワゴンRスマイル」
後席の両側にスライドドアを搭載した。(出所:スズキ)
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図2 ワゴンRスマイル
図2 ワゴンRスマイル
斜め後ろから。(出所:スズキ)
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図3 ワゴンRスマイルのインストルメントパネル
図3 ワゴンRスマイルのインストルメントパネル
(撮影:日経Automotive)
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 20年度の軽乗用車市場で、スライドドア車の販売比率は5割を超えた(図4)。スズキはスライドドアを搭載した軽乗用車として「スペーシア」など2車種を販売しているが、同社全体のスライドドア車の販売比率は5割に達していない。新型車のチーフエンジニアである高橋正志氏は「ワゴンRスマイルを投入し、スペーシアに加えた新たな選択肢を用意する」と意気込む(図5)。

 スライドドアの機構は、スペーシアに採用したものを流用した。開口幅は600mm、リアステップ地上高は345mmで、スペーシアと同様である。スズキが初搭載したロック機能は、降車時に前席および後席のドアに付いたボタンを押すだけでスライドドアが自動で閉まり、ロックがかかるものである。