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 大手建設コンサルのオリエンタルコンサルタンツやグループ会社の複数のサーバーがランサムウエアによる攻撃を受けた件で、同社に業務委託している東京都港湾局の業務関連データも流出した可能性があることがわかった。2021年9月1日、東京都が発表した。

 流出した可能性があるデータは水産基盤整備次期長期計画の検討調査データや海底トンネル長寿命化のための基本設計といった、インフラの調査・計画・設計・施工・維持管理に関する資料など。東京都はオリエンタルコンサルタンツから委託案件ごとに状況報告を受けており、提供した情報の被害サーバーへの保管の有無、原因究明、適切な対応策の検討を求めている。一部の案件ではオリエンタルコンサルタンツ側から、提供した情報はクラウド上にも保管されているため業務の進ちょくには影響がない旨の連絡を受けているという。

 オリエンタルコンサルタンツはファイルサーバーを全てシャットダウンして被害の全容を調べている。複数のサーバーで保管されていた業務関連データなどが暗号化されており、被害の特定や復旧に時間を要するという。

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