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 スズキは2021年9月2日、同年9月に国内4工場で生産調整を行うと発表した。東南アジアにおける新型コロナウイルス変異株の感染拡大によって、現地からの部品供給が滞っているためである。

 生産調整を行うのは四輪車工場の湖西工場(静岡県湖西市)と磐田工場(同磐田市)、相良工場(同牧之原市)と、二輪車工場の浜松工場(同浜松市)の4工場である。9月1日から24日までの間に、各工場で断続的に操業を止める()。

表 4工場の生産調整の日程
表 4工場の生産調整の日程
スズキの発表資料などを基に日経Automotiveが作成。
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 東南アジアからの調達に支障が出ている部品には、「半導体を搭載するものだけでなく、半導体を使わない部品も含まれている」(同社)という。各工場の操業再開は、部品調達の今後の状況をみて決める。

 スズキは車載半導体不足などによって、21年度通期(21年4月~22年3月)に約35万台の減産を見込む。9月の生産調整による減産台数は公表していないが、「通期の減産見通し(約35万台)に織り込んでいる」(同社)という。