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 NPO法人中央コリドー情報通信研究所(CCC21-NPO)と山梨県、同県富士山科学研究所、東京大学、NECネッツエスアイ、インターネットイニシアティブ、ヤマレコは2021年9月3日、総務省による令和3年度の「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」に提案した事業が採択されたと発表した。採択された事業は、『富士山地域DX「安全・安心観光情報システム」の実現』である。

 この事業では、安全・安心な登山観光を提供する目的で、管理者・登山者・遭難者のライフラインとなる通信が脆弱であるという課題をローカル5Gの整備により解消する。登山観光の代表となる富士山を実証フィールドとし、5合目と6合目、7合目に基地局を設置し、技術や課題を実証する。

課題実証の全体像
課題実証の全体像
(出所:NPO法人中央コリドー情報通信研究所)
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 技術面では「電波伝搬モデルの精緻化」と「準同期TDD(時分割複信)の追加パターンの開発」を実証し、課題面では「危険状況・災害予兆可視化のための遠隔監視システムの構築」や「迅速かつ円滑なローカルコミュニケーションシステム」などを実証する。事業の全体統括は、CCC21-NPOが務める。