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 米国のCS(顧客満足度)に関する調査会社、J.D.パワー(J. D. Power)は2021年8月31日、2021年の自動車初期品質調査(Initial Quality Study:IQS)の結果を発表した。ブランド別ランキングでは、欧米Stellantisの「Ram」が初めて総合首位になった。StellantisはフランスのグループPSAと欧米FCAが2021年1月に合併して発足した自動車メーカー。前年に1位だった同「Dodge」が2位に入り、1位と2位をStellantisブランドが占めた。高級車ブランドではトヨタ自動車「Lexus」がトップで、総合では3位となった。

2021年自動車初期品質調査
2021年自動車初期品質調査
(出所:J. D. Power)
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 同調査は米国市場で2021年モデルの新車を購入もしくはリース契約した人を対象に、購入・リース後の90日間に経験した不具合を調べたもの。2021年2月から7月にかけて調査し、11万827人から回答を得た。100台当たりの不具合数を「PP100」としてスコア化した。スコアが小さいほど不具合が少なく、初期品質が高いと見なされる。

 今回も一般車ブランドが高級車ブランドを上回った。高級車ブランドは一般的に、より複雑で先進的な機能をいち早く取り入れるため、不具合が発生する頻度が高くなりやすいと考えられる。今回の調査では、業界平均を上回った高級車ブランドは、Lexusと韓国現代自動車の「Genesis」だけだった。なお、業界平均スコアは162ポイントで2020年の166ポイントより4ポイント向上した。調査した32ブランドのうち20ブランドが前年より品質を向上させている。