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 中国Huawei Technologies(ファーウェイ)とChina Mobile(中国移動)は2021年9月1日、中国で開催された「世界5G大会(World 5G Convention)」にて、両社が参加する5G関連業界団体「5G Deterministic Networking Alliance(5GDNA)」内に、「5G VoNR+(New Calling)ワーキンググループ」を立ち上げたと発表した。両社のほか、10社を超えるパートナーが参加し、5Gを使った新音声通話に向けた技術標準化や、実現に向けたプラットフォーム提供などの活動を進める。今回の会合には、5GDNA、China Mobile、Huaweiに加え、スウェーデンEricsson(エリクソン)、中国UNISOC、HiScene、TD Tech、HiSilicon(ハイシリコン)が参加している。

(出所:Huawei)
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 5G時代の音声サービスにおいては、ARやVRとの統合や、音声ガイダンスや呼び出し音などを視覚化するvisual menu、video RBT、遠隔コラボレーションなど、さまざまな新機能が提供可能となる。5G VoNR+ワーキンググループでは、こうした新機能を活用したビジネス開発に向けた活動を支援する。

 例えば、5G VoNR+を使った遠隔コラボレーションでは、動画によるリアルタイムな遠隔ガイダンスなどが提供可能となる。ユーザーは、介護や機械修理、物の捜索活動、子供の教育などの現場で、新たなアプリケーションをダウンロードすることなく、遠隔からガイダンスを受けられる。

(出所:Huawei)
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 中華人民共和国工業情報化部(Ministry of Industry and Information Technology、MIIT)によると、中国では2021年上半期に、5G端末接続数が3億6500万台に到達した。今後中国では、巨大な5G音声通信市場が形成されていく。

 5G VoNR+ワーキンググループでは、こうした新しい音声市場に向けた技術標準化や検証実験などを進めていく、China MobileとHuaweiは、既に2020年11月に5G VoNR+に関する白書を発行している。China Mobile浙江支社では、Huaweiの5G新音声技術を使ったvisual menuとvideo RBTサービス立ち上げも予定している。

 5GDNAを通して、業界パートナーに向けた、5Gと5G新音声サービスを世界中に広げていくためのプラットフォーム提供も進める。