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 スウェーデンEricsson(エリクソン)は2021年9月7日、5G SAプライベートネットワークを使った自動駐車実験を実施したと発表した。実験には、自動車や産業機器の自動操縦やプロセス管理用ソフトウエアを開発するフィンランドUnikieが協力している。実験の様子はYouTubeでも紹介されている。

(出所:Ericsson)
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関連ニュースリリース: Ericsson and Unikie optimize factory parking with a 5G private network and automation 関連動画(出所:Ericsson) Automated Factory Parking on Dedicated 5

 今回はフィンランドTurkuにある試験施設にて、Ericssonの5G SAプライベートネットワークとUnikieの工場内自動駐車ソリューション、エッジコンピューティング技術を使って、複数の車両を遠隔制御する実験を行っている。その結果、高信頼低遅延の接続性と安全性を確認し、車両輸送管理の完全自動化が可能だと判断できたという。

(出所:Ericsson)
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 2019年には、世界500超の工場で9000万台超の自動車が生産されている。製造ラインから送られてきた車両は、出荷に向けて、従業員が1台1台、駐車場まで移動させる必要があり、これら輸送業務の効率化が重要な課題となっている。今回の5Gを使った自動駐車機能が実用化できれば、輸送時間を大幅に短縮し、人件費の削減も可能になる。

 個々の車両の正確な駐車位置も特定できることから、検索時間も短縮でき、この人件費削減も期待できる。また、正確な位置に駐車できることから、駐車スペースも最大20%縮小できるほか、駐車時の事故も最小限に抑えられる。

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 両社では、このシステムを自動車工場のみならず、空港やショッピングモールの駐車場、物流倉庫などにも活用していく予定。