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 SUBARU(スバル)は2021年9月17日、国内3工場における同年9月の操業停止期間を延長すると発表した。東南アジアにおける新型コロナウイルス変異株の感染拡大が長期化し、現地からの部品調達が滞っているためである。操業停止期間の延長は、今回が2度目となる()。

スバルの群馬製作所
図 スバルの群馬製作所
(出所:スバル)
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 スバルは21年9月1日、群馬製作所の3工場(本工場、矢島工場、大泉工場)の操業を9 月 7 ~10 日に停止すると発表した。同年9月6日には、3工場の操業停止期間を9 月 13~17 日に延長すると発表。さらに今回の発表で、9 月20~22 日にも操業を停止することになった。これにより、3工場の9月の操業停止期間は、稼働日ベースで12日間となる。9月の操業停止による減産台数は公表していない()。

表 国内3工場の操業停止計画(9月)
表 国内3工場の操業停止計画(9月)
黒字は9月1日、青字は9月6日、赤字は9月17日に発表。スバルの発表資料を基に日経Automotiveが作成。
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 現時点では9月23日に、3工場の操業を再開する予定だ。10月以降の増産によって、今回の減産分をばん回するという。また、スバルは21年度通期(21年4月~22年3月)に、グローバルで99万台を生産する計画である。この生産計画については、「現時点で変更していない」(同社)と言う。

 ただ、依然として東南アジアの変異株感染は続いており、トヨタ自動車は21年10月にグローバルで約33万台(国内は約15万台)の生産調整を行う計画である。こうした状況の中で、スバルが予定通り9月23日に操業を再開できるかどうかは不透明だ。