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 トヨタ自動車は2021年9月17日、国内工場における同年10月の生産調整計画を発表した。東南アジアにおける新型コロナウイルス変異株の感染拡大が長期化し、現地からの部品不足が続いているためである。グループ会社を含む全14工場の28ラインのうち27ラインで、10月1~29日に断続的に生産を止める。

 同社は21年9月10日、同年9月と10月の生産計画を下方修正すると発表した。この中で、10月はグローバルで約33万台を減産するとした。その内訳は海外が約18台、国内が約15万台である。今回発表した国内工場の生産調整は、こうした計画に沿ったものである()。

 なおトヨタは、東南アジアにおける変異株の感染拡大の影響で、21年9月にグローバルで約43万台を減産する計画だ。10月の減産分を合わせると、減産台数は2カ月で約76万台に達する。「11月以降の状況は見通せない」(同社)としており、21年度通期(21年4月~22年3月)のグローバルの生産計画を、930万台から900万台レベルに下方修正している。

トヨタ国内工場の生産調整計画(10月)
表 トヨタ国内工場の生産調整計画(10月)
トヨタの資料を基に日経Automotiveが作成。
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