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 日置電機は、Excel上で計測器を制御したり測定値を取得したりできるアドインツール「Sequence Maker」(シーケンス・メーカー)の提供を開始した。メーカーや通信方式の異なる最大6台の計測器を、パソコン1台で制御できる(図1)。

図1 接続イメージ
図1 接続イメージ
パソコン1台で最大6台の計測器を制御できる。(出所:日置電機)
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* 日置電機のニュースリリース:

 同ツールは、[1]通信インターフェースの選択、[2]通信コマンドの入力、[3]コマンドの送受信、の3ステップで計測器を制御する(図2)。通信インターフェースはUSBとRS-232C、LAN、GPIBに対応しており、制御したい計測器それぞれのインターフェースに合わせて[1]で設定するだけで、通信可能になる。計測器の共通ドライバーであるVISAを使った接続も可能だ。

図2 画面イメージ
図2 画面イメージ
1~3の手順で計測器を制御する。「?」を含むコマンドを送信すると、コマンドを入力したセルの右隣に結果が表示される。(出所:日置電機)
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* VISA:Virtual Instrument Software Architecture。PCに計測器を接続して制御するためのライブラリー。

 [2]で、Excelのセルに通信コマンドを入力。制御したい通信コマンドのセルを選択し、[3]で「コマンド送受信」ボタンを押すと、コマンドの送受信を実行できる。[2]で問い合わせの通信コマンドを入力したときは、そのコマンドの右隣のセルに受信データが自動で入力される。そのため、送ったコマンドと問い合わせ結果の関係が分かりやすい。

 タイムアウト時間や送信前の待機時間、繰り返し回数の設定も可能。例えば、安定化電源の出力を制御しながら計測する、複数の計測器を接続して多チャンネル計測する、といった使い方を想定している。

 インターネットに接続していないパソコンでも稼働させられる。Windows版のExcelでのみ動作する。同社の特設サイトから無償で入手でき、個人利用だけでなく商用利用も可能だ。

* 日置電機の特設サイト