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 オプテックス・エフエー(京都市)は、複雑な設定をしなくてもPLC(Programmable Logic Controller)からサーモグラフィーの測定値を取得できる熱画像API(Application Programming Interface)ソフト「Bridge PIX FAE」を発売する(図1)。従来の5分の1程度のコストでサーモグラフィーとPLCを連携させられる。

図1 「Bridge PIX FAE」の画面イメージ
図1 「Bridge PIX FAE」の画面イメージ
(出所:オプテックス・エフエー)
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 サーモグラフィーの測定値をPLCで取得可能な他、サーモグラフィーの測定温度範囲を切り替える、内部温度校正を実行する、レイアウトを切り替えるといった主要な操作もPLCから実行できる(図2)。例えば、同時多点計測した温度データに基づいて前工程/後工程の機器を制御する、といった用途を想定する。

図2 システム構成
図2 システム構成
(出所:オプテックス・エフエー)
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 初期設定では、最大4台のサーモグラフィーを接続し、最大20カ所のエリアからデータを取得できるが、これらはパソコンの仕様に応じて上限なく増やせる。測定エリアの位置・形状も任意の設定が可能。このため、複数のサーモグラフィーを使用するラインや、段取り替えが頻繁に発生するラインにも向く。

 同社のサーモグラフィーのうち、単独運用タイプの「Xi80」シリーズと高解像度タイプの「同400」シリーズ、超高解像度タイプの「PI」シリーズ、Ethernet接続に対応した高解像度タイプの「X410」シリーズに対応する。PLCは、三菱電機の「MELSEC-Q」「IQ-R」「IQ-F」シリーズが使用でき、順次、対応機種を増やす。

 Bridge PIX FAEの単体価格はオープン。システムの構築にかかるコストは、サーモグラフィー本体とオプション、無償の専用ソフト、Bridge PIX FAEで50万円からとしている。従来は、サーモグラフィー本体とオプション、専門業者によるシステム構築費で270万円以上かかっていたという。