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 米General Motors(ゼネラル・モーターズ、GM)は2021年9月20日(米国時間)、電池セルの製造上の欠陥が原因でリコール(回収・無償修理)した電気自動車(EV)Chevrolet(シボレー)「Bolt EV」について、電池の生産を再開したと発表した(図1)。早ければ同年10月中旬に交換用の電池をGMの販売店に出荷する。電池を製造する韓国LG Energy Solution(LGエナジーソリューション)は対応を急ぐ。

図1 Chevrolet「Bolt EV」
図1 Chevrolet「Bolt EV」
GMは21年7月と8月に相次いでBolt EVなどをリコールした。写真は同年8月に発表したリコールの対象に含まれる22年型のBolt EV。(出所:GM)
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 GMによると、LGエナジーソリューションが電池の生産を再開したのはオランダと米ミシガン州の工場である。LGエナジーソリューションは電池の信頼性を高めるため、これらの工場に新たな製造工程を導入したほか、GMと協力して品質保証プログラムを見直したという。同社はGMへの電池の供給量を増やすため、生産能力の増強も進めている。

 GMは電池の欠陥への対策として、電池の損傷の有無を診断するソフトウエアを発売することも発表した。同ソフトにより電池の損傷が見つかった場合、電池を優先的に交換できる。今回リコールした車両のすべてのユーザーが対象で、約60日以内に予約受け付けを始める。インストールは販売店でできるという。