放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は2021年9月22日の記者発表会で、新4K8K衛星放送の視聴可能機器の累計普及台数が8月に1000万台を超えたと発表した。

 累計普及台数は2021年8月に27万6000台増加し、同月末時点で1002万6000台となった。2018年12月1日の新4K8K衛星放送開始から約1000日で1000万台に到達した。内訳をみると、新チューナー内蔵テレビが全体の約7割と大半を占める。ケーブルテレビの新チューナー内蔵STBが17%、新チューナー内蔵録画機器は11%、外付け新チューナーは3%となった

新4K8K衛星放送の視聴可能機器台数とその内訳
新4K8K衛星放送の視聴可能機器台数とその内訳
(出所:放送サービス高度化推進協会)
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 理事長の相子宏之氏(BS‐TBS 代表取締役社長)は、「1000万台という1つの目標は達成したが、今後の更なる新4K8K衛星放送の普及のためには、メディアとしての価値を高めていくことが重要。A-PABとしてはより一層の普及促進を図り、2024年7月開催予定のパリオリンピック・パラリンピックまでに2500万台の普及を目指す」と述べた。

 業務執行理事の木村政孝氏は、新4K8K衛星放送の視聴可能機器の普及状況について、「イノベーター理論でいうと、現在は一般に本格普及期といわれるアーリーマジョリティーの入り口からちょっと入ったところに位置しているのではないか」という考えを示した。またパリオリンピック・パラリンピックまでの2500万台達成という目標について、「普及のペースをこれまでより約4割アップさせないと達成できないので、楽な道のりではないが、A-PABとしては普及拡大に熱い思いを傾けていきたい」とした。

発表資料