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 山口県の西京銀行は2021年9月24日、日本ユニシスが提供するオープン勘定系パッケージ「BankVision」を採用すると発表した。勘定系システムのシステム基盤には米Microsoft(マイクロソフト)のパブリッククラウド「Microsoft Azure」を採用する。地方銀行が既存の勘定系システムをパブリッククラウドに移行させるケースは、現時点で石川県の北国銀行に次いで2行目となる。

 新しい勘定系の稼働開始は2024年を予定する。BankVisionに加え、日本ユニシスの次世代営業店システム「BANK_FIT-NE」やオープンAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)基盤「Resonatex」も採用する。西京銀行を加えると、BankVisionを使う地銀は10行となり、2桁の大台に再び乗る。

 西京銀行は現状、富士通の共同システム「PROBANK」を使っている。PROBANKを使う福島県の東邦銀行は、千葉銀行などが参加する「TSUBASA基幹系システム共同化」への移行を明らかにしており、PROBANKを使う地銀は静岡県の清水銀行だけとなる見込みだ。富士通の地銀向け勘定系ビジネスの先行きも今後の焦点になりそうだ。