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 キオクシアは、ストレージ・クラス・メモリー(SCM:Storage Class Memory)として使えるエンタープライズ向けSSD(Solid State Drive)「KIOXIA FL6シリーズ」を発表し、2021年9月14日にサンプル出荷を開始した ニュースリリース 。SCMは主記憶(DRAM)とストレージ(SSDやHDD)の間に入るコンピューターシステムのメモリー階層。同階層によって、主記憶とストレージの性能ギャップを埋める。

今回の新製品
今回の新製品
(出所:キオクシア)

 FL6シリーズは、同社のSCMである「XL-FLASH」*を搭載する。このXL-FLASHでは、同社の3次元フラッシュメモリー技術「BiCS FLASH」をSLC(Single Level Cell)の形で実装して、レイテンシーを低減している。TLC(Triple Level Cell)のフラッシュメモリーを使う既存のSSDに比べてビット単価は上がるが、DRAMに比べればビット単価は格段に低いとする。

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 新製品のインターフェースは、PCIe Gen4(PCI Express 4.0)とNVMe(Non-Volatile Memory Express) 1.4の両規格に準拠し、NMVe-oF(NVMe over Fabrics)環境に対応する。高可用性/耐障害性に向けて、ネーティブでデュアルポート構成を採る。これで2つのコントローラーに直接つなげる。耐久性は60DWPD(Drive Writes Per Day)、MTBF(Mean Time Between Failures)は250万時間とする。容量は800G~3.2Tバイト。セキュリティーオプションとして、SED(Self-Encrypting Drive)やFIPS(Federal Information Processing Standard) 140-2を用意する。

 FL6シリーズの価格および量産出荷時期は未公表。

■変更履歴
この記事の掲載当初、「新製品はTLC(Triple Level Cell)のフラッシュメモリーとSCM(Storage Class Memory)のXL-FLASHの2つを搭載している」としていましたが、正しくは「SCM(Storage Class Memory)のXL-FLASHを搭載している」でした。また、第1段落の「Sate」は「State」の誤りでした。これらの誤りをお詫びして訂正するため、第1段落と第2段落の文章を修正しました。現在は両段落とも修正後の状態です。「2021/9/28 21:03」