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 みずほ銀行で2021年9月30日に起きた外国為替取引の遅れに関し、同行の「統合決済管理システム」の処理速度が低下する不具合が起きていたことが同日に分かった。同システムの処理速度低下をきっかけに、外為の仕向けと被仕向け双方の送金処理に遅れが出た。みずほ銀行は翌10月1日に関して「通常通りに取引ができる」としている。

 みずほ銀行が統合決済管理システムの処理速度低下を検知したのは9月30日午後1時19分。同システムは国際銀行間通信協会(SWIFT)と同行の「外為決済システム」をつなぐ役割を担い、勘定系システム「MINORI」の外側にある。

 9月30日は企業関連の決済が集中する上期の末日に当たり、通常よりも取引量が増える。これらが関連したかどうかも含めて、統合決済管理システムの処理速度低下を引き起こした原因は現時点で明らかになっていない。

 仕向け送金に関しては、387件がカットオフタイム(締め切り時間)に間に合わなかった。そのうち309件は9月30日付として処理できる見込みが立っているが、残りの78件は「受取銀行と引き続き調整する」(みずほ銀行)としている。被仕向け送金の遅れについては「既に対応を終えている」(同)という。

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