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 イスラエルの半導体スタートアップNeuroBlade(ニューロブレード)は2021年10月6日(現地時間)、シリーズBラウンドで8300万ドル(約93億円)の資金を調達したと発表した。米Intel Capital(インテルキャピタル)など既存の投資家に加え、台湾の大手半導体企業、日本の丸紅ベンチャーズなどが資金を提供した。

 NeuroBladeは2018年創業、従業員100人超のスタートアップ企業。DRAMベースのメモリーに数千個の小型並列プロセッサーを埋め込んだ半導体チップと、同チップを搭載したアプライアンスを設計・開発している。データと演算回路を近接させたアーキテクチャーにより、CPU/メモリー間のデータ移動に伴うボトルネックを軽減でき、高速かつ省電力でデータを分析できるとする。Intelのほか欧州SAPとも連携し、DBMS(データベース管理システム)の高速化に向けた研究開発を進めている。

イスラエルNeuroBladeが開発するアプライアンス
イスラエルNeuroBladeが開発するアプライアンス
(出所:NeuroBlade)
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 「NeuroBladeは、既存のDBMSと簡単に統合できる豊富なSDK(ソフトウエア開発キット)を提供している。我々とパートナー企業の双方が、高速なデータウエアハウス(DWH)のソリューションを提供できる」と、同社CEO(最高経営責任者)のElad Sity(エラド・シティ)氏は日経クロステックの取材に答えた。「日本市場は、米国と中国に次ぐ優先度の高いターゲットだ」(同)として、日本企業とのパートナーシップ構築を含めた市場開拓に意欲を示した。