電力効率も高い
従来のM1と同じく、電力効率の高さもアピールする。例えば、アップルは8個のCPUコアを搭載した、「Windows」のノートPCに搭載された、8個のCPUコアを備えるプロセッサーと比較した結果を示した。CPUの演算処理性能では、M1 ProとM1 Maxでは同じ消費電力水準の場合、WindowsノートPCのCPUと比較して最大1.7倍の性能を得られるという。同じ演算処理をする場合、M1 Proは最大70%小さい消費電力で済むとする。
GPUの電力性能に関しては、WindowsのノートPCに搭載されるディスクリートGPUと比べた。例えばM1 MaxのGPUの場合、コンパクトなプロ向けWindowsノートPCに搭載されているハイエンドGPUと同等の演算処理性能を最大40%少ない電力で達成できるとする。大型のWindowsノートPCに搭載されているハイエンドGPUと比べると、同等の演算処理性能を最大100W少ない電力で達成できるとした。