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 日産自動車専務執行役員の平井俊弘氏は2021年10月19日、オンラインで開催中の「CEATEC 2021」で、全固体電池の開発に力を注ぐ考えを示した(図1)。EVの大型化を進めていく重要な技術と位置付ける。

図1 日産自動車専務執行役員の平井俊弘氏
図1 日産自動車専務執行役員の平井俊弘氏
アライアンスSVP、パワートレイン&EV技術開発本部を担当。(撮影:宮原一郎)
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 平井氏が「顧客の選択肢を増やすことでEVは普及する」と語るように、日産はEVの車種を増やす計画だ。現在同社が販売しているEVはCセグメントのハッチバック「リーフ」と、21年6月から予約販売しているSUV(多目的スポーツ車)「アリア」の2車種。平井氏は講演においてアリアより大きな4車種のEVを検討していることを示唆し、その実現に全固体電池が重要になるとみる。

図2 日産は大型車までEV化を進める考え
図2 日産は大型車までEV化を進める考え
車両サイズが大きくなるほど、搭載する電池のエネルギー密度を高める必要がある。オンライン発表の様子をキャプチャー。
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 平井氏によると、全固体電池は液系電池に比べてエネルギー密度を2倍以上高められることに加えて、電池のコストを半減し、充電時間を3分の1以下にできるという。