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 フィンランドNokia(ノキア)は2021年10月14日、ソフトバンクとKDDIに向け、5G無線アクセスネットワーク共用環境を提供すると発表した。Nokiaのマルチオペレーター無線アクセスネットワーク(MORAN)をそれぞれの基幹ネットワークに接続することで、無線ネットワーク基地局やその他インフラ設備を共有する。これにより、低コストで効率的なネットワーク展開が可能になる。

(出所:NokiaのTwitter)
(出所:NokiaのTwitter)
関連プレスリリース(和文) ノキア、ソフトバンクとKDDI向けに5G共有ネットワークを展開 関連プレスリリース(英文) Nokia deploys shared 5G network with SoftBank and KDDI in Japan

 NokiaのMORANは、最新のベースバンド装置や無線プラットフォームを含むAirScale製品群で構成されており、LTEと5G、DSS(Dynamic Spectrum Sharing、動的周波数共有)の3つのモードをサポートする。ベースバンド部の容量拡張に向けては、同社製の次世代ReefSharkチップセットを搭載するプラグインカードを用意。導入やアップグレード時の手順を簡素化すると同時に、前世代の最大8倍のスループットを実現する。

 MORANを導入することで、多様な運用シナリオでの無線アクセスネットワーク共有が可能になり、コスト削減、カバレッジ拡張に加え、効率的な新技術導入が可能になる。なお、周波数は各通信事業者に割り当てられた専用周波数帯を使用し、独立したリソースとして制御する。

 Nokiaでは、この最新技術を使ったMORANソリューションを使うことで、必要な場所に必要な容量を追加し、最高の5G接続を実現できるとし、プライベートネットワークや産業向けにも活用可能という。