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 シスコシステムズは2021年10月21日、東京五輪・パラリンピックにおいて同社が果たした役割などについて振り返る記者発表会を開催した。発表会に登壇した同社の鈴木和洋代表執行役員会長は「デジタルテクノロジーを高度に活用した新しい五輪モデルを示した大会だった」と語った。同社は東京五輪・パラリンピックでネットワーク製品分野の「オフィシャルパートナー」を務めた。

 東京五輪・パラリンピックでシスコが構築を支援したネットワークは、43カ所の競技会場と、本部や選手村など3カ所の拠点を結び、カバーした拠点数がオリンピック史上最多だった。ネットワークに接続した機器は18万6000台で、これまでの大会でネットワークに接続していなかった防犯カメラやセンサーなどの機器も接続したという。シスコの技術者を含む延べ数千人の技術者が、これらの機器やネットワークを24時間体制で運用した。「大会中に発生した重大なセキュリティーインシデントは0件だった」(鈴木会長)。

東京五輪・パラリンピックでは防犯カメラやセンサーなど、これまでネットワークに接続していなかった機器も接続した
東京五輪・パラリンピックでは防犯カメラやセンサーなど、これまでネットワークに接続していなかった機器も接続した
(出所:シスコシステムズ)
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 発表会にはシスコが「アスリートアンバサダー契約」を結び、試合データの分析ツールなどを提供している卓球の石川佳純選手と張本智和選手も登壇した。石川選手は「新型コロナウイルス感染症の影響で試合が減り、対戦相手の癖を理解するために今まで以上に映像を見る機会が増えた」と語った。ツールの活用について張本選手は、「一番研究したのは対戦相手のサーブだった。短いサーブが多ければ思い切って(バックハンドで強い回転をかける)チキータを打ちにいき、逆に長いサーブが多ければ攻めずに待つなど、戦術に反映した」と話した。

(左から)鈴木和洋代表執行役員会長、鎌田道子専務執行役員SMB・デジタル事業統括兼マーケティング担当、石川佳純選手、張本智和選手
(左から)鈴木和洋代表執行役員会長、鎌田道子専務執行役員SMB・デジタル事業統括兼マーケティング担当、石川佳純選手、張本智和選手
(出所:シスコシステムズ)
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