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 ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)は2021年10月19日、生産拠点において製造オペレーションのためにローカル5Gネットワークを立ち上げたと発表した。専用の5G無線周波数を使用したスタンドアロンの5Gネットワークで、ヴォルフスブルク拠点の生産開発センターとパイロットホールをカバーする。将来、量産工場に適用することを前提に、試験プロジェクトでは5G技術が車両生産の厳しい要求を満たせるかどうかを評価する。

(出所:Volkswagen)
(出所:Volkswagen)
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 同社は、生産拠点をスマートファクトリーに変え、生産工程を継続的に最適化しつつ、柔軟性をもたせて効率化することを目指している。5G技術は、無線LANなど他の無線通信技術と比べて、データ送信時間を大幅に短縮できる。スマートファクトリーのアプリケーションはリアルタイムの無線通信があって初めて可能になるという。5Gネットワークでは、Gbpsのデータ転送速度で、遅延時間は最大1ミリ秒、高使用率でも高い信頼性を確保できるという。