徳島県北部にある、つるぎ町立半田病院は2021年10月31日、ランサムウエアに感染したと発表した。同病院によると、同日の午前0時半、院内の電子カルテシステムにおいて、英語による文書が大量に印刷されているのを病棟看護師が発見した。

 文書には「ハッキングしてデータを暗号化した。お金を払わないとデータを公開する」といった内容が記載されていたため、同システムを停止した。2021年11月1日午前9時半時点で情報漏洩は確認されていない。原因調査を進めている。

電子カルテシステムの障害を伝える「つるぎ町立半田病院」のホームページ
電子カルテシステムの障害を伝える「つるぎ町立半田病院」のホームページ
(出所:つるぎ町立半田病院)
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 電子カルテシステムのサーバーには、約8万5000人の患者情報が記録されている。半田病院は「サーバーの遠隔保守用の通信回線などが、侵入経路の可能性がある」とした。