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 2022年4月に経営統合する青森銀行とみちのく銀行は2021年11月12日、勘定系システムを青森銀行が利用するNTTデータの共同化システム「地銀共同センター」に片寄せする方針を明らかにした。地方銀行の合従連衡などに伴い、大手ITベンダー間の勘定系システムを巡る争いも激しさを増している。

 両行は2022年4月に持ち株会社「プロクレアホールディングス」を設立して経営統合するが、勘定系システムの統合時期は現時点で明らかになっていない。現在、青森銀行は地銀共同センターを利用する一方、みちのく銀行は日立製作所のオープン勘定系システム「Banks'ware」を利用している。みちのく銀行の離脱により、Banks'wareの利用行は九州フィナンシャルグループ傘下の肥後銀行だけになる。

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 地銀の勘定系システムを巡っては、2021年9月24日に山口県の西京銀行が富士通の共同化システム「PROBANK」から日本ユニシスのオープン勘定系システム「BankVision」に乗り換えると発表していた。9月27日には、静岡県の清水銀行がPROBANKからNTTデータの共同化システム「STELLA CUBE」への移行を公表している。

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