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 みずほフィナンシャルグループ(FG)が傘下のみずほ銀行のデータセンターを大阪府内に設ける方向で検討していることが2021年11月15日に分かった。現在はメインセンターと災害対策拠点のサブセンターを共に首都圏に置いているが、大阪にもデータセンターを設け、大規模災害時などの事業継続性を高める。

 みずほFGによると、みずほ銀行で2021年2月以降、システム障害が頻発しているが、それ以前から大規模災害時などの事業継続性の観点で東阪体制の確立に向けた準備を進めていたという。大阪にデータセンターを設置する時期は今後詰める。現在のメインセンターとサブセンター、そして大阪のデータセンターの役割分担などは現時点で明らかになっていない。

 みずほ銀行では、2021年8月20日にディスク装置の故障をきっかけに、営業店端末などと勘定系システムをつなぐ「業務チャネル統合基盤」のデータベース(DB)サーバーが停止し、店頭業務が一時できなくなった。復旧過程で同基盤のDBサーバーをメインセンターからサブセンターのものに切り替えていたが、11月15日までに切り戻し作業を終えた。

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