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 スウェーデンVolvo Cars(ボルボ)は2021年6月に発表した電動SUVのコンセプトカー「Concept Recharge」について、ロサンゼルスオートショーを前にした11月17日、その環境に配慮した設計の詳細を発表した。

 同社は2030年までにラインアップをすべて電気自動車(EV)にするとしており、このConcept Rechargeは同社の将来のEVの設計思想を示すものだとする。EVは再生可能エネルギーで発電された電力で充電すれば、走行時のCO2排出量はゼロになる。同社はこれにとどまらず、サプライチェーンの脱炭素化と、生産時のクリーンエネルギー使用も進めている。これに加え、Concept Rechargeではクルマに使われる材料をできるだけリサイクル材や再生可能材に変えて、石油の使用量の削減を目指している。

電動SUVのコンセプトカー「Concept Recharge」
電動SUVのコンセプトカー「Concept Recharge」
(写真:Volvo Cars)
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 内装の素材は多くを天然素材やリサイクル材料に変えた。持続可能性を保って調達したスウェーデン製ウール、環境に配慮したテキスタイル、天然素材から作られた複合材などを用いている。添加物なしのウールは通気性のある布として、シートの背もたれやインパネの上部に使用され、床とドアの下部にはウール100%のカーペットを使った。シートクッションとドアの内側の部分には環境に配慮してセルロースから作られた繊維「Tencel(テンセル)」を使った。エネルギー効率の高いプロセスで製造されたテンセルを使うことで、化石材料から作られるプラスチックの使用を減らした。

内装にはさまざまな新素材を採用
内装にはさまざまな新素材を採用
(写真:Volvo Cars)
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