PR

 PicoCELAは2021年11月30日、同社製品の販売店であるSCSK、設置パートナーのとなみ衛星通信テレビおよびIoZと連携し、ローカル5Gと無線メッシュを連結させたIoT農業管理ソリューションの実現に成功したと発表した。

 同ソリューションは、トレボー(富山県南砺市)が管理するワイナリーに併設する広大なブドウ畑に導入した。地域のケーブルテレビ局であるとなみ衛星通信テレビのローカル5G基地局を元回線として利用し、PicoCELAのエンタープライズ無線メッシュ技術によって広い圃場内において、点在する圃場の監視カメラや鳥獣害検知センサー、お天気センサー、スマートグラスなど各種デバイスのデータ伝送を無線メッシュ技術で実現した。

 トレボーは、「本当に美味しいものを消費者へ」という理念を掲げて、富山県南砺市で広大な敷地でブドウづくりとワイナリー運営を行っている。トレボーは、自社の敷地だけでなく近隣の遊休農地を借りてワイン用ブドウを栽培しており、点在した圃場に設置したカメラやセンサーのデータ伝送手段が必要だった。今回は、本社屋から700m離れた12haの農場および複数個所の近隣農地にこのソリューションを導入した

 ブドウの育成状況や圃場の状態の目視把握は重要で、監視カメラ網を圃場内に張り巡らせることを検討してきた。しかし、トレボーの本社屋兼醸造所から同社の圃場までは700m以上の距離があり、借りている農地も点在している。また圃場自体の面積が12haもあり、LAN配線は難しい状況だった。

 そこで、まずローカル5Gの基地局を醸造所そばに敷設して元回線を確保した。ローカル5G基地局が圃場から約700m離れているケースでも、PicoCELAの屋外ソリューション「PCWL-0410」と指向性アンテナを組み合わせて、この圃場12haに対して5台セットで監視システムの通信基盤として安定した無線LAN環境を構築できたという。電源にはソーラーパワーとバッテリーを組み合わせて、完全にケーブルレスな圃場監視ソリューションを実現した。

発表資料