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 ハンバーガーチェーンのファーストキッチンとソフトバンクの子会社で画像認識技術を持つ日本コンピュータビジョンは2021年12月1日、同日よりウェンディーズ・ファーストキッチン赤坂見附店で顔認証を活用した決済を導入したと発表した。最初の2週間は関係者のみを対象とし、12月15日から一般客にも提供を開始する。同渋谷センター街店、ファーストキッチン自由が丘店の2店舗も加え、2022年2月28日までに5000人の利用を見込む。

 利用者は、顔認証決済の利用に必要な氏名、顔写真、支払い情報などをWebサイトであらかじめ登録する。店舗に設置されたセルフ決済端末では、まずカメラが利用者の顔を認識し、顔認証決済に登録されているかどうかを判定する。顔認証登録者には専用のクーポンを発行するという。

 利用者がタッチパネル画面から注文したいメニューを確定すると、支払い方法選択画面が表示される。ここで「顔認証決済」を選択すると決済のための顔認証を行う仕組みだ。最初の登録判定はマスクをつけた状態でも可能だが、決済の際はマスクを外す必要がある。

顔決済に使用する端末。商品選択(左)、決済方法選択(中央)、顔認証決済(右)
顔決済に使用する端末。商品選択(左)、決済方法選択(中央)、顔認証決済(右)
(日経クロステック撮影)

 ファーストキッチンの紫関修社長は「顔認証システムの導入で顧客の注文情報を蓄積できる。将来的には個人の嗜好に合わせたメニューの表示やアレルギー食材除去の対応など、これまでファストフードでは難しかったパーソナライズサービスを提供したい」と語った。