PR

 日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2021年12月6日に発表した同年11月の車名別新車販売台数(速報値、以下同じ)によると、登録車と軽自動車を合わせた総合順位で、ホンダの軽自動車「N-BOX」が5カ月ぶりに首位となった。

 車載半導体や東南アジアからの部品の不足などによる減産の影響で、N-BOXの10月の販売台数は7442台にとどまり、総合順位は5位だった。これに対して、11月は減産の影響を抑え、販売台数を10月よりも8000台以上増やした(図1)。

N-BOX
図1 5カ月ぶりに首位の「N-BOX」
(出所:ホンダ)
[画像のクリックで拡大表示]

 総合順位の2位はトヨタ自動車の中型車「カローラ」シリーズ、3位は同社の小型車「ヤリス」シリーズである。カローラシリーズは10月の6位から2位に順位を上げ、ヤリスシリーズは同首位から3位に順位を落とした。

 ただ、トヨタも半導体や部品の不足の影響を抑え、カローラシリーズの11月の販売台数を10月よりも6300台以上増やした(図2)。ヤリスシリーズの11月の販売台数も、10月に比べて1300台以上増えた。

カローラクロス
図2 総合2位の「カローラ」シリーズ
図はSUV(多目的スポーツ車)のカローラクロス。(出所:トヨタ自動車)
[画像のクリックで拡大表示]

 登録車では、日産自動車の小型車「ノート」も健闘した。10月は登録車だけの順位で7位だったが、11月は総合順位で7位に入った。21年8月に発売した派生車「ノート オーラ」などが好調な販売に寄与した。

 軽自動車では、ダイハツ工業の「タント」が総合順位で5位に入った。10月の販売台数は4771台で、軽自動車だけの順位で8位だったが、11月は総合順位で5位に入り、販売台数は1万台を超えた。予防安全機能などを強化して21年9月に発売した部分改良車が販売増加に貢献した。

 また、10月に総合順位で2位に躍進したスズキの「ワゴンR」は、11月は9位に順位を落とした。ただ、11月の販売台数は前年同月に比べて39.8%増の7267台であり、10月に続いて好調な販売を維持している。

 なお、21年11月の新車販売上位10車種は、以下の通りである(カッコ内は前年同月比の増減率、※は軽自動車)。

2021年11月メーカー名車種名販売台数
1位ホンダN-BOX1万5482台(-1.3%)※
2位トヨタカローラ1万3631台(+41.2%)
3位トヨタヤリス1万1940台(-40.1%)
4位トヨタルーミー1万1654台(+27.9%)
5位ダイハツタント1万822台(+2.1%)※
6位スズキスペーシア1万790台(-10.3%)※
7位日産ノート9412台(+171.9%)
8位日産ルークス7413台(-17.8%)※
9位スズキワゴンR7267台(+39.8%)※
10位トヨタアクア7251台(+109.6%)