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 トヨタ自動車は2022年1月24日、同年1月と2月の国内工場における生産調整計画を修正したと発表した。従来の計画に比べて、1月に生産を止める日数を増やし、2月に生産を止める工場と日数を減らす。販売が好調な車種などの2月の生産台数をできるだけ増やすことを重視した。

 同社は22年1月21日に、国内の全14工場(28ライン)のうち、11工場の20ラインで、1月21日と22日、24日の3日間、工場ごとに断続的に生産を止めると発表していた。国内の仕入先における新型コロナウイルス感染拡大によって部品調達が滞っているためである。

 今回の修正計画では、11工場の19ラインで1月25日と26日の2日間、追加の生産調整を行うとした。その結果、1月の減産規模は従来計画の約4万7000台から、約6万5000台に増える。

 また同社は22年1月18日に、2月に国内8工場の11ラインで断続的に生産を止めると発表していた。車載半導体が不足しているのが要因である。今回の修正計画では、1月に使用する予定だった部品を2月の生産に振り向けることで、2月に生産調整を行う対象を6工場の7ラインに減らす。

 これにより、販売が好調な小型車「ヤリス」シリーズや中型車「カローラ」シリーズ、22年1月13日に発売したばかりの新型ミニバン「ノア/ヴォクシー」などの生産をできるだけ増やす計画だ。

 なお、トヨタが発表した1月と2月の生産調整の修正計画は、以下のとおりである(表1、2)。

国内工場の1月の生産調整計画(修正後)
表1 国内工場の1月の生産調整計画(修正後)
トヨタの発表資料を基に日経Automotiveが作成。
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国内工場の2月の生産調整計画(修正後)
表2 国内工場の2月の生産調整計画(修正後)
トヨタの発表資料を基に日経Automotiveが作成。
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