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 トヨタ自動車は2022年1月26日、国内工場における同年1月と2月の生産調整計画を修正したと発表した。1月24日と25日に続き、3日連続の修正となる。1月25日の計画(従来計画)に比べて1月に生産を止める工場数とライン数を増やし、2月の生産台数を従来計画より増やす。

 トヨタが1月に生産調整を行うのは、取引先のサプライヤーにおいて新型コロナウイルス感染が拡大し、部品の調達が滞っているのが主因である。生産計画を3日連続で変更すると、サプライヤーへの影響が大きくなるとの見方もある。

 これに対して同社は、「生産調整計画をまとめて公表する方法もあるが、今回は先行きが不透明なため、判明した時点で直ちに公表することにした。1台でも多くの車両を顧客に届けられるように努めている」と説明する。即時公開によって、コロナ感染に関係しない他の取引先への影響を最小限に抑える狙いもある。

 トヨタの従来計画では、国内の全14工場(28ライン)のうち11工場の19ラインで、1月25日と26日、27日、28日、31日の5日間、生産調整を行うとしていた。これに対して今回の修正計画では、生産調整の対象を12工場の20ラインに増やす。

 具体的には、日野自動車の羽村工場(第1ライン)で、1月29日に1直稼働の生産調整を行う。ダイハツ工業の京都(大山崎)工場では1月27日、28日、31日の3日間、1直稼働に変更する。その結果、1月の減産台数は従来計画より約1000台増えて、約9万4000台になる見通しだ。

 また同社は、2月に6工場の7ラインで生産調整を行う計画である。1月に使用する予定だった部品を2月の生産に振り向けることで、6工場の7ラインで生産する台数を従来計画より増やす。