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 オランダNXP Semiconductors(NXPセミコンダクターズ)は、テクノロジー見本市「CES 2022」の開催に合わせて、2022年1月4日(米国時間)に車載レーダープロセッサーICの新製品「S32R41」を発表した ニュースリリース 。レーダープロセッサーはレーダーの出力データを演算する役割を担う。今回の新製品は、同社が20年12月に発表した「S32R45」の下位製品に当たる*

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新製品の応用イメージ
新製品の応用イメージ
(出所:NXP Semiconductors)
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 上位製品のS32R45は、1台当たりのレーダー数が10個を超える、レベル2+~レベル5の自動運転車を想定していた。一方、今回のS32R41はレベル2+の自動運転が可能な量産車を想定する製品で、コーナーレーダーや長距離向け前方レーダーなど最大6個までのレーダーのデータを処理できる。なお同社は、2030年までに量産車の50%近くがレベル2+の自動運転機能を備えると想定しているという。

 S32R41は、800MHz動作の「Arm Cortex-A53」1つと、ロックステップ動作する2つの「Arm Cortex-M7」(動作周波数400MHz)、2つのアクセラレーター(600MHz動作の「SPT 3.5」と同「BBE32 DSP」)、ECCが付いた8MバイトのSRAMなどを集積している。16nm世代の半導体プロセスで製造し、動作温度範囲は-40~+150℃。車載ICの品質規格「AEC-Q100グレード1」に準拠する。S32R41の価格や量産時機は明らかにしていない。なお、S32R45量産を開始しており、22年上期に最初の搭載車両が市場に投入予定という。

新製品の機能ブロック図
新製品の機能ブロック図
(出所:NXP Semiconductors)
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