PR

 トヨタ自動車とトヨタ車のサブスクリプション(定額課金)サービスを提供するKINTO(名古屋市)は2022年1月28日、既販車を最新の状態にする有料サービスを開始した。トヨタ車の5車種、レクサス車の3車種を対象に、専用サイトを立ち上げた。施工は東京都内と静岡県浜松市の29の販売店が担当する。

 トヨタによると、既販車の所有期間は長期化し、最新の車両と既販車の技術的なギャップが増大してきているという。今回の新サービスを通じて、このギャップを埋めることを狙う。

 新サービス「KINTO FACTORY」には、(1)クルマの基本性能を向上させる「アップグレード」、(2)古くなったアイテムを新品に交換する「リフォーム」、(3)顧客の好みに合わせてクルマの設定を最適化する「パーソナライズ」──の3つがあるが、まずはアップグレードとリフォームのサービスを提供する。

 アップグレードでは、トヨタ初の機能「なめらかブレーキ」を提供する。ブレーキの制御ソフトウエアを更新して、減速時の急激な揺れを抑えるものである()。高級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」のハイブリッド車(HEV)に限定したサービスとなる。サービス料金(税込み)は1万9800円に設定した。

なめらかブレーキ
図 「なめらかブレーキ」の概要
(出所:トヨタ自動車)
[画像のクリックで拡大表示]

 このほかに、(1)静止物を対象にした「パーキングサポートブレーキ」、(2)「ブラインド・スポット・モニター」と「リア・クロス・トラフィック・アラート」、(3)手を使わずに荷室ドアを開閉できる「ハンズフリーパワーバックドア」──などの機能を後付けで提供する。一方、リフォームでは、シート表皮とクッション部分の取り換え、本革ステアリングホイールへの交換などに対応する。

 アップグレードとリフォームのメニューは今後、増やしていく計画だ。対象車種と施工を担当する販売店についても、顧客の利用状況に応じて順次拡大させる。なお、サービス開始当初の対象車種と、車種ごとの主なサービス内容は以下のとおりである()。

対象車種と主なサービス内容
表 対象車種と主なサービス内容
(出所:トヨタ自動車の資料を基に日経Automotiveが作成)
[画像のクリックで拡大表示]