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 日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2022年2月4日に発表した22年1月の車名別新車販売台数(速報値、以下同じ)によると、登録車と軽自動車を合わせた総合順位で、ホンダの軽自動車「N-BOX」が2カ月ぶりの首位となった。

 車載半導体を含む部品不足の影響はあったが、N-BOXの1月の販売台数は1万9215台となり、前月(21年12月)に比べて2300台以上増えた。EPB(電動駐車ブレーキ)を搭載して21年12月17日に発売した部分改良車が販売増加に寄与した(図1)。

N-BOX
図1 「N-BOX」の部分改良車
(出所:ホンダ)
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 総合順位の2位はトヨタ自動車の小型車「ヤリス」シリーズ、3位は同社の中型車「カローラ」シリーズであり、2位から6位までをトヨタ車が占めた。ヤリスシリーズは前月の首位から順位を1つ下げたが、1月の販売台数を前月より1200台以上増やした。3位のカローラシリーズの1月の販売台数は、前月より800台以上増えた。

 また、5位の小型ハイブリッド車(HEV)「アクア」と6位の小型SUV(多目的スポーツ車)「ライズ」も、1月の販売台数を前月より増やした。トヨタは部品不足によって国内工場で1月に断続的な減産を行いながら、販売が好調なこれらの車種への影響を最小限に抑えた。

 部品不足の影響は軽自動車にも及び、N-BOX以外の車種は苦戦した。前月に4位だったダイハツ工業の「タント」は、1月は8位に順位を下げた。前月6位の同社の「ムーヴ」も1月の順位は9位だった。

 10位以内の“常連”だったスズキの「スペーシア」は、2カ月連続で10位以下に沈んだ。1月の販売台数は、前年同月比57.6%減の5513台にとどまった(図2)。

スペーシア
図2 スズキ「スペーシア」
(出所:スズキ)
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 なお、22年1月の新車販売上位10車種は、以下の通りである(カッコ内は前年同月比の増減率、※は軽自動車)。

2022年1月メーカー名車種名販売台数
1位ホンダN-BOX1万9215台(+17.4%)※
2位トヨタヤリス1万8169台(-1.9%)
3位トヨタカローラ1万2671台(+63.0%)
4位トヨタルーミー1万712台(-2.1%)
5位トヨタアクア9857台(+225.0%)
6位トヨタライズ8494台(+21.6%)
7位日産ノート8374台(+11.2%)
8位ダイハツタント7988台(-32.3%)※
9位ダイハツムーヴ7876台(-10.9%)※
10位スズキワゴンR5920台(+23.7%)※