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 米T-Mobile(T-モバイル)は2022年1月31日(現地時間)、FCC(Federal Communications Commission、米国連邦通信委員会)が開催したAuction 110に30億米ドル近くを投資し、3.45GHz帯の周波数を確保したと発表した。同社は、既に全米の1億8400万人が暮らす主要エリアに平均21MHzの中周波数帯域を確保しているが、今回確保した周波数を使って、同社の高速5Gサービス「Ultra Capacity 5G」をさらに広域に展開していくとしている。

関連ニュースリリース1: T-Mobile Extends 5G Leadership in Auction 110

 T-Mobileは現在、全米3億1000万人を対象に5Gサービスを展開しており、同社によると、その数は米AT&Tの約2倍、米Verizon(ベライゾン)の約5倍となる。Ultra Capacity 5Gにおいても、Verizonのミリ波5Gサービス「Ultra Wideband」の2倍以上、AT&Tの高速5Gサービス「5G+」と比べても契約者数、対応都市数ともに上回る。

 Ultra Capacity 5Gは、Sprint(スプリント)との合併で獲得した中周波数帯を積極的に活用することで、全米の広範囲に超高速な通信を提供してきた。今回Auction 110で獲得した周波数帯と2021年に入手したCバンドにより、さらに広域での高速通信が可能になることから、2022年に2億6000万人、2023年には3億人への提供を目指すとしている。

 なお、T-Mobileは、2022年1月18日付のニュースリリースでは、インターネットの接続性評価サービスを手掛ける米Ooklaの2021年第4四半期通信性能調査結果にて、5Gダウンロード速度、可用性、速度の均一性など6項目で全米1位を獲得したと報告している。

関連ニュースリリース2: T-Mobile Dominates in New 5G Studies and Advances 5G with Carrier Aggregation 関連資料1: United States' Mobile and Fixed Broadband Internet Speeds
Ooklaの2021年第4四半期通信性能調査結果
Ooklaの2021年第4四半期通信性能調査結果
(出所:Ookla)
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 ここでは、T-MobileがUltra Capacity 5G用の2.5 GHz帯を束ねた5G キャリアアグリゲーションや5Gデュアルコネクティビティーを使った上り速度改善を行っていることも紹介。スウェーデンEricsson(エリクソン)の無線装置と米Qualcomm(クアルコム)のSnapdragon X65 5Gモデム-RFシステム搭載スマートフォンを使い、2.5GHzとミリ波を束ねて行った試験では、上り速度1Gビット/秒超を確認できたとしている。

 また、2022年1月24日付のニュースリリースでは、英国の調査会社Opensignalの2022年1月5G体験調査にて、5G速度、可用性で全米1位を獲得したことも報告。同社の平均5Gダウンロード速度が、2022年1月に150Mビット/秒に達し、1年前から2.5倍以上、2021年10月からも25%以上向上したとしている。5Gのつながりやすさについても、AT&Tの2倍、Verizonの3倍以上を確認できたとしている。

関連ニュースリリース3: T-Mobile’s 5G Leadership Increases in Opensignal’s Latest Study 関連資料2: USA 5G Experience Report January 2022
Opensignalの2022年1月調査結果
Opensignalの2022年1月調査結果
(出所:Opensignal)
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