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 ディー・エヌ・エー(DeNA)は2022年2月14日、会員制リゾートホテル国内首位のリゾートトラストと業務提携したと発表した。リゾートトラストが手掛けてきた健康診断などのメディカル事業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するほか、健診受診者のパーソナル・ヘルス・レコード(PHR)の活用を探る合弁会社も設立する。両社の強みを生かし、一人ひとりにあった個別の「ウェルビーング」を追求するサービス創出を目指す。

 DeNAはエンターテインメント領域で培ったノウハウやテクノロジーを生かして、健康増進・行動変容を促すサービスなどを展開してきた。一方のリゾートトラストはがん検診に力を入れた会員制の「グランドハイメディック倶楽部」をはじめとするメディカル事業に取り組んできた。業務提携ではこうした強みを組み合わせ、新たな健診体験の提供などに取り組む。医療法人と連携して、神奈川県横浜市などに次世代型の健診施設の開業を目指す。

リゾートトラストはがん検診などのメディカル事業に取り組んできた(画像は「ハイメディック京大病院」受付ロビー)
リゾートトラストはがん検診などのメディカル事業に取り組んできた(画像は「ハイメディック京大病院」受付ロビー)
(出所:リゾートトラスト)
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 合弁会社「ウェルコンパス」は2022年3月に設立予定。資本金は1億円で、リゾートトラストが51%、DeNAが49%を出資する。ウェルコンパスでは新たにスマートフォンアプリなどを開発する予定で、健診受診者の健診結果や日々のバイタルデータなどのPHRを一元的に管理する。健診当日だけでなくそれ以外の期間に及ぶサポートで、受診者の健康維持に向けた行動変容につながるコンテンツを提供する考えだ。

 将来的にはアプリを通じて蓄積したPHRを活用したヘルスケアAI(人工知能)の開発も計画する。開発したAIは、リゾートトラストがエイジングケア事業で培ったノウハウと組み合わせたテーラーメイドサプリの提供や、ホテル事業での個別の宿泊プランの案内などへの応用を見込む。