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 農林中央金庫は2022年2月21日、JAバンクで2月18日に起きたシステム障害が復旧したと発表した。2月18日に入金予定だった815件の振り込みを当日中に処理できていなかったが、翌営業日の2月21日に全ての入金処理を終えた。

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 農林中金によると、JAバンクの基幹インフラである「JASTEMシステム」の第二センターにおいて、法人の顧客から受け付けた口座振替や口座振込、為替振込に関わるバッチ処理の一部が実行できない事象が起きたという。振り替えは2月18日中に復旧したが、振り込みは同日中に処理できず、2月21日に持ち越した。

 今回のシステム障害で影響を受けたのは、第二センターを利用している27府県のうち、岩手、茨城、千葉、福井、奈良、和歌山、広島、愛媛、宮崎、沖縄の計10県。法人顧客から受け付けた振り替え・振り込みのオンライン処理のほか、窓口やATM、インターネットバンキングなど経由の個人取引には影響がなかった。

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 原因はJASTEMの第二センターにある勘定系システムの一括処理(バッチ処理受付分)において、振り替えや振り込みデータの一部に「イレギュラーなもの」(農林中金企画管理部広報財務IR班)があり、それらをシステム側で読み込めず、後続の処理が滞ったことにある。イレギュラーなデータをシステム側ではじく仕組みも備えていたが、何らかの不具合で機能しなかった。「詳しい原因を調査中」(同)で、調査結果を踏まえて再発防止策を検討する。