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 ドイツDaimler Truck(ダイムラートラック)は、ロシアの全事業を一時停止することを決めた。ドイツ紙など複数のメディアが2022年2月28日(現地時間)に報じた。ロシアによるウクライナ侵攻を受けた対応である。

 複数メディアの報道に対してダイムラートラックは同日に、「ウクライナにおける軍事行動、そして欧州の和平と安定を憂慮している。当社は平和的な協調を支持し、いかなる軍事行動も拒絶する。また、ここ数日間の状況の変化に伴い、ロシア国内における事業活動をただちに一時停止することを決定した」とのコメントを発表した。

 ダイムラートラックは現在、ロシア商用車最大手KAMAZ(カマズ)との合弁会社のロシア国内の工場において、ダイムラーブランドのバスや三菱ふそうトラック・バスのトラック「キャンター」を生産している。

 今回の決定によって、合弁工場の生産を含むロシアにおけるすべての事業を停止する。ダイムラートラックは、「引き続き状況を注視するとともに、今回の決定についての見直しも随時行っていく」としている。