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 トヨタ自動車の子会社でミニバン「ノア」などを生産するトヨタ車体の2工場が、2022年3月9~10日にかけて一時的に稼働を止めていたことが判明した。約3000台に影響した。工場一時停止の原因は、部品の発注先である、自動車の内外装部品を手掛ける小島プレス工業が同年2月26日にランサムウエア(身代金要求型ウイルス)とみられるサイバー攻撃に遭い、その影響で部品の受発注処理が滞ったため。

 小島プレスではサイバー攻撃によって受発注関連のシステムに障害が発生。3月11日午後1時時点で復旧していない。トヨタ向けには代替策として暫定的なシステムを立ち上げたものの、取引先によってはなお手作業での処理が続く。

 トヨタ車体向けの部品は、2月の実績を参考に供給してきた。ところが、3月に生産計画が上振れしたことで対応が間に合わなかったという。