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 中国Huawei Technologies(ファーウェイ)は2022年3月10日(現地時間)、5G-Advancedの主要技術を解説する白書「5G-Advanced Technology Evolution from a Network Perspective 2.0」を公開した。China Mobile(中国移動)や韓国SK Telecom(SKT)、アラブ首長国連邦の通信事業者duなど業界パートナー20社の協力を得て作成された。

関連ニュースリリース: Huawei, China Mobile, and Industry Partners Unveil 5G-Advanced Technology Evolution White Paper 2.0 関連リポート: 5G-Advanced Technology Evolution from a Network Perspective 2.0(2022)

 5Gは、産業をデジタル化するための基盤として、6Gに向けた進化を続けている。5G-Advancedではその移行段階として、ネットワーク機能のさらなる強化を進める。

 アーキテクチャー関連では、「Cloud Native」「Edge Network」「Network as a Service (NaaS) 」の3つを統合する。AI(人工知能)を活用し、異なる方式でつながるネットワークを集約しながら、これらを実現することで、ネットワーク機能をさらに強化し、コンピューティングとコネクティビティーの相乗効果を図る。

5G-Advancedのネットワークアーキテクチャー
5G-Advancedのネットワークアーキテクチャー
(出所:Huawei)
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 産業用ネットワークに向けては、リアルタイム性や決められた時間に処理を完了させる時間確定性の高いサービスを提供する必要がある。5G-Advancedでは、XR、マルチメディアサービス、エッジコンピューティング、ネットワーク高機能化、IoT(Internet of Things)に向けた統合技術を提供し、産業の迅速なデジタル化を支援する。

 具体的にはAIを使った機械学習、デジタルツイン、コグニティブネットワーク(端末や基地局が周囲の電波状況を確認し、状況に応じて周波数や通信方式を変えて通信を行う)やインテントドリブンネットワーク(ソフトウエアとネットワーク機器が連携して、目的に応じた最適な接続環境の構築から修復まで、あらゆる作業を自動化して行う)などの技術を活用する。

5Gネットワーク自動化に向けたフレームワーク
5Gネットワーク自動化に向けたフレームワーク
(出所:Huawei)
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 ネットワーク機能強化に向けては、ネットワークスライシングやポジショニングなどの既存技術に加えて、インタラクティブな5G通信や、決められた時間に処理を完了させる時間確定性の高いネットワークの実現も目指す。また、産業用、家庭用に加え、地上から宇宙までを3次元的につなぐ統合ネットワークにも焦点を当てていく。

5Gネットワークと衛星システムを統合する統合ネットワーク
5Gネットワークと衛星システムを統合する統合ネットワーク
(出所:Huawei)
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