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 冷凍技術ベンチャーのデイブレイクは2022年3月25日、米Microsoft(マイクロソフト、MS)のスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」に採択されたと発表した。デイブレイクは食材の品質を保ったまま冷凍する「特殊冷凍」と呼ぶ技術に強みを持つ。米MSの技術支援を基に、IoT(インターネット・オブ・シングズ)機能を備えた特殊冷凍機の開発を目指す。

特殊冷凍機「アートロックフリーザー」
特殊冷凍機「アートロックフリーザー」
(出所:デイブレイク)
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 デイブレイクは2013年創業の特殊冷凍機の専業ベンチャー。2021年10月に自社開発の特殊冷凍機「アートロックフリーザー」を発売、飲食店や食品メーカーを中心に既に100件ほどを受注した。同社の技術を使うと細胞の損傷を最小限にしてうまみ成分の流出を抑えるほか、冷風の湿度や冷風の当て方などを食材ごとに工夫して食材の形状を維持したり調理済みの温かい食品を急速冷凍したりできるという。

 MSの支援プログラムを通じて、クラウドサービス「Microsoft Azure」やMR(複合現実)技術のヘッドマウントディスプレー「Hololens」などを活用したIoT冷凍機を開発する。特殊冷凍技術の普及を通じて、添加物を使わずに食品を長持ちさせると同時にフードロスの削減や食ビジネスの付加価値向上を目指す。